名曲解説:ショパンの軍隊ポロネーズ

ニャンチーニ教授

ボンジョルニャ、『ニャンコと学ぶ世界の音楽』の時間じゃ。

今回はフレデリック・ショパンのポロネーズ第3番『軍隊ポロネーズ』を紹介していくぞ

グーテンターニャ、今日も解説をお願します教授!

クラーニャ

『ポロネーズ第3番』はこんな曲

Chopin Military Polonaise Opus 40 No. 1 in A Major by Tzvi Erez HQ

[su_note note_color=”#ffffff”] 『ポロネーズ第3番イ長調』(作品40-1)はフレデリック・ショパンが1838年に作曲した作品。『軍隊ポロネーズ』の愛称で親しまれている。

この曲の愛称も、他のショパンの作品と同じく、彼が考えたものではない。明るく威厳(いげん)があり、堂々としたメロディーから、この愛称で呼ばれるようになったといわれている。

この曲には対になる作品『ポロネーズ第4番ハ短調』(作品40-2)がある。第3番は明るい曲調だが、第4番は反対に暗い曲調。作曲家のアントン・ルビンシテインは、第3番を「ポーランド栄光の象徴」、第4番を「ポーランド悲劇の象徴」と表現した。

この2曲は『2つのポロネーズ 作品40』として一緒に出版された。
[/su_note] [voice icon=”https://necocla.com/wp-content/uploads/2017/03/nyancini.jpg” type=”l”] ポーランドはドイツとロシアという2つの大国に挟まれた国じゃ。ゆえにこの国の歴史は大国に蹂躙(じゅうりん)される歴史じゃった。

その歴史ゆえに、この曲は生まれたのじゃな[/say] [voice icon=”https://necocla.com/wp-content/uploads/2017/03/Clanya.jpg” type=”l”] そうゆう歴史も含めたポロネーズ(ポーランド風)なんですね[/say]

『軍隊ポロネーズ』が祖国で持つ意味

[su_note note_color=”#ffffff”] ルビンシテインが「ポーランド栄光の象徴」と表現したこの曲は、ショパンの祖国ポーランドにおいて大きな意味を持っている。

近代においてポーランドを襲った最大の危機、第2次世界対戦時のドイツ軍のポーランド侵攻。ポーランドに進軍するドイツ軍に対抗するために、ポーランドの国営ラジオ放送は連日『軍隊ポロネーズ』を流し、ポーランド国民の団結を図った。

また1958年のポーランド映画「灰とダイヤモンド」(第2次大戦直後のポーランドを描いた映画)では、終戦を祝うパーティーの終わりに、この曲が演奏される。

このようにこの曲はポーランドにおいて、単なるピアノ曲以上の意味を持っているのである。
[/su_note] [voice icon=”https://necocla.com/wp-content/uploads/2017/03/Clanya.jpg” type=”l”] へぇー、ポーランドの人にとってそんな深い意味がこの曲にあったんですね[/say] [voice icon=”https://necocla.com/wp-content/uploads/2017/03/nyancini.jpg” type=”l”] 『軍隊ポロネーズ』はポーランド人の愛国心を象徴する曲なのじゃな[/say]